Business Athlete Club
PLATE 01 · COVER
医師が、自分の身体で整え方を試す場所。

働くなら、 アスリートとして。

47.2
VO2max
同年代の上位 25%
7h 12m
平均睡眠
深睡眠 22%
16.4%
体脂肪
DEXA 計測
Imperial Palace · TokyoSunrise · 05:34 JST
なぜ、ビジネスアスリートか
PLATE 02 · STILLNESS

動ける身体だけが、動ける仕事を生む。

「自分は身体で困っていない」とほとんどの人は言う。でもそれは、自覚がないだけかもしれない。仕事の成果は、すべて身体からしか出ない。本来100%動ける身体で、60%の仕事をしているなら、あなたはどうする? AIが代替できないのは、あなたの身体と、そこに宿る時間だけだ。

アスリートとして働き、 アスリートとして生きる。
三つの柱

動ける身体は、設計でつくる。 運動・睡眠・栄養。 この三つだけ。

01 · I · Movement

強く、しなやかに。

週4の強度設計、HYROX・CrossFit・トライアスロンでの検証、デスクワーカーのための最小有効量。論文と現場の距離をゼロにする。

From the data

心肺機能(VO2max)は、医学のなかで唯一、寿命と「上限なし」で結びつく数字。最低フィットネスの人は、最強の人より約4倍死にやすい。

Mandsager 2018, JAMA Network Open · n=122,007
数字の根拠を見る →
0.01.02.03.04.05.04.09×LOW2.43×BELOW1.83×ABOVE1.45×HIGH1.00×EXTREMEHR
みんなが、気にしている。
  1. Q.01
    筋トレと有酸素、結局どっちが寿命に効く?

    両方やる前提で、筋トレ単独でも全死亡率 −15%、心血管死 −19%、がん死 −14%。用量反応では週60分がピーク(−27%)で、それ以上は頭打ち。有酸素との組み合わせでさらに上乗せ。

  2. Q.02
    1日歩数、結局何歩が最適?

    60歳未満は8,000〜10,000歩、60歳以上は6,000〜8,000歩で死亡率はプラトー。1万歩は1965年の万歩計キャンペーンが残した神話。

  3. Q.03
    ジムに行けない日の「最低限」は?

    1日3回(1〜2分ずつ)の本気のVILPA(駅の階段、坂道、子どもを抱き上げる動作)で、全死亡率が約−38〜40%、心血管死が約−48〜49%。連続時間に換算しても4.4分/日で全死亡率 −26〜30%。

  4. Q.04
    プロテイン、結局何g飲めばいい?

    体重1kgあたり1.6gで筋合成の傾きが折れる。これ以上は追加効果が頭打ち。タイミングより総量を1日に分けて確保する。

02 · II · Sleep

夜を、ととのえる。

体温・光・カフェイン半減期・ウェアラブル計測。臨床で使うエビデンスを、そのままあなたの寝室に翻訳する。

From the data

短くても、長くてもいけない。死亡リスクの谷底は、ちょうど7時間。

Cappuccio 2010 メタ解析 · n=140万人
数字の根拠を見る →
1.01.11.21.31.41.54h5h6h7h8h9h10hOPTIMUMRR
みんなが、気にしている。
  1. Q.01
    何時間が最適?

    短すぎても長すぎても死亡リスクが上がる U字曲線。短時間群(≤6h)はRR 1.12、長時間群(≥9h)はRR 1.30。谷底は概ね7時間付近。

  2. Q.02
    寝溜めはできる?

    部分的にしかできない。週末の長時間睡眠でインスリン感受性は戻るが、平日5日連続の認知低下は2晩では戻らない。

  3. Q.03
    時間より大事なものはある?

    規則性。同じ時間に寝起きする人は、睡眠時間が短めでも全死亡率が20〜48%低い。今は「時間より、リズム」がエビデンスの主流。

  4. Q.04
    寝る前のお酒、本当にダメ?

    入眠潜時は短くなるが、夜の後半は睡眠が分断され、REMの開始が用量依存で遅れる。総REM割合も中〜高用量で減る。眠りの「深さ」が増すように感じても、構造は崩れている。

  5. Q.05
    入眠を最も早めるひとつは?

    就寝1〜2時間前の40〜42.5℃の温シャワーまたは入浴。深部体温の急降下を促し、入眠潜時を有意に短縮、主観的睡眠の質と睡眠効率も向上。サプリより確実、副作用ゼロ。

03 · III · Nutrition

食べることは、 選びなおすこと。

タンパク質、マイクロ栄養素、時間栄養学。医師が自分のトレーニング負荷で検証した、持続可能なプロトコル。

From the data

Mediterraneanでも、DASHでも、Planetary Healthでもいい。整った食事を30年続けた人と、そうでない人で、健康に老いる確率は約2倍に開く。

Tessier 2025, Nature Medicine
数字の根拠を見る →
1.00×1.25×1.50×1.75×2.00×AHEI1.86×PHDI1.43×aMED1.41×DASH1.40×MIND1.37×hPDI1.36×EDIH⁻1.30×EDIP⁻1.28×ODDS OF HEALTHY AGING · Q5 vs Q1
みんなが、気にしている。
  1. Q.01
    16時間断食(IF)は安全か?

    8時間以内に食事を寄せても、同カロリー制限と比べて12ヶ月時点で体重・体脂肪・代謝指標に有意差は出なかった。短期の手法としては成立するが、CR単独より優れるとは言えない。

  2. Q.02
    糖質制限、長期で寿命にどう?

    炭水化物50〜55%で死亡率が最も低いU字曲線。30%以下(極端な低糖質)も65%以上(高糖質)も寿命を縮める。

  3. Q.03
    朝食抜きは是か非か?

    朝食を食べる/食べないだけでは体重・心血管リスクに有意差なし。「朝食を食べる人の方が健康」というのは交絡(他の習慣の差)にすぎない。

  4. Q.04
    卵は1日何個まで?

    健康成人で1日1個までは心血管疾患リスクの上昇なし(HR 0.93、95%CI 0.82–1.05)。33の前向きコホートメタでも増分1個/日でリスク変化なし。アジア集団ではむしろ逆相関。

  5. Q.05
    プロテイン取りすぎのリスクは?

    健康な腎臓では高蛋白食(≥1.5g/kg/日)でもGFR変化に有意差なし。一方、筋合成効果は1.6g/kg/日付近で頭打ちになる(Morton 2018)。つまり腎機能上の心配より「効果が伸びない」のが取りすぎの本質。

メソッド

医師がたしかめたものを、 暮らしのなかへ。

01
読む

最新論文を、医師が一次文献で精読する。

02
検証する

著者自身がCrossFit・HYROX負荷下で検証する。

03
書く

再現可能なプロトコルまで落とし込む。

04
届ける

記事・Newsletter・コミュニティへ。

数字の根拠を見る →
ビジネスアスリート像

こうして働き、 こうして生きている。

職種も世代も違う。けれど、扱う規律は同じだ。これがビジネスアスリートの輪郭。

Plate 01
弁護士・パートナー / 45
「数字を見はじめてから、夜の選択が変わった」
HYROX / 早朝のケトルベル
Plate 02
SaaS創業者 / 38
「出張先の食事は3パターンだけ覚えました」
トライアスロン / ランニング
Plate 03
クリエイティブディレクター / 36
「朝の15分のランが、その日の判断力を1段上げる」
トレイルランニング / 瞑想
Plate 04
投資家 / 49
「時差ボケを残さない方法を覚えてから、海外出張が変わった」
CrossFit / オリンピックリフティング
Plate 05
建築家 / 52
「50歳から始めても遅くない、と分かりました」
ローイング / ヨガ
PLATE 10 · PRINCIPAL
執筆者について

医師であり、ビジネスアスリート。

岡本 賢 / Ken Okamoto, MD
医師 · ビジネスアスリート · 執筆者

愛育病院 勤務医、小児科専門医。日経メディカル・M3.com 連載。CrossFit Level 1 Trainer、HYROX、トライアスロン競技者。医師として千人規模の臨床経験、アスリートとして自分の身体での検証、そしてエビデンスへの執着——この三つが交差する稀有な立ち位置から、ビジネスアスリートのための実践知を届ける。

Numbers I live by

自分で測って、書く前に試す。これが、ぼくの数字。

47.2
VO2max
ml/kg/min
7h 12m
平均睡眠
深睡眠 22%
16.4%
体脂肪
DEXA 計測
5.2%
HbA1c
直近検査
48
安静時心拍
bpm
3:28
フルPB
2024 東京
Trusted & covered in
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Essays
47
Issues
6
Years in clinic
日経メディカル
Columnist
M3.com
Contributor
HYROX · CrossFit L1
Verified athlete
週刊

Business Athlete Weekly

運動・睡眠・栄養を毎週一通の手紙で。同志となる働くアスリートの輪へ。

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