PLATE 04 · 運動 · 心肺機能
最低フィットネスの人は、 最強の人より4倍死にやすい。
心肺機能(VO2max)は、寿命と「上限なしに」比例する珍しい数字だ。1 METの差で死亡率は13〜15%動く。これは血圧でも血糖でもLDLでもない。
Source · Kokkinos et al., JACC 2022n = 750,302 (US Veterans)
「身体を鍛えると良い」という曖昧な助言ではない。すべて2021年以降の大規模メタ解析・前向きコホートから引いた数字だけを並べる。総参加者は400万人を超える。
心肺機能(VO2max)は、寿命と「上限なしに」比例する珍しい数字だ。1 METの差で死亡率は13〜15%動く。これは血圧でも血糖でもLDLでもない。
1時間短いごとに死亡リスクは6%、長いごとに13%上がる。睡眠は「足りていれば良い」のではなく、ちょうどに合わせる対象だ。
26kgから50kgの間で、握力と全死亡率はほぼ直線で結ばれる。下がれば寿命が下がり、保てば寿命が伸びる。世界313万人の追跡が一つの線として収束した。
体重1kgあたり1.3gで、筋合成の傾きは折れる。それより少なければ伸ばす価値があり、多ければプロテインは追加投資にならない。
60歳未満なら8,000〜10,000歩。それ以上なら6,000〜8,000歩。そこを超えても、追加の歩数は寿命をほとんど買えない。1965年の万歩計のキャンペーンが残した呪縛は、ここで解ける。
Mediterraneanでも、DASHでも、Planetary Healthでもいい。「整った食事パターン」を30年続けた人と、そうでない人で、健康老齢化の確率は約2倍に開く。短期のダイエットの話ではない。
ジムに行かない人でも、駅の階段、坂道、子供を抱き上げる瞬間を「本気」でやれば、それは運動として計上される。1日4.4分のVILPAで死亡率は29%下がる。「時間がない」は、もう理由にならない。
週30〜60分。そこが甘い場所だ。それ以上やっても、死亡リスクの曲線はじわじわ戻ってくる。長くやることが正解ではない、というJ字の証拠。