栄養
エビデンスに基づく食事戦略。腸内環境からサプリメントまで。
お酢と健康の現在地 2026
1. りんご酢(ACV)が血糖値を下げるという予備的RCTはあるが、効果量は小さく一貫しない
オメガ3脂肪酸の現在地 2026
1. 魚を週2回食べるのは心血管保護に有効。これは一貫したエビデンス
オーガニック食品の現在地 2026
「オーガニックは栄養価が高い」「農薬が体に悪い」「オーガニックのほうが安全」
GI値の現在地 2026
1. GI値は個人差が大きすぎて、集団レベルの食事指導には使いにくい(ZOE PREDICT研究で血糖応答の個人差が顕著)
グルタミン・BCAAの現在地 2026
1. BCAAサプリは、十分なタンパク質を摂取している人には追加効果なし。「プロテインを飲んでいるならBCAAは不要」
スーパーフードの現在地 2026
1. 「スーパーフード」はマーケティング用語。科学的定義はない。EUでは根拠なきスーパーフード表示が規制されている
ナッツと健康の現在地 2026
1. 週5回以上のナッツ摂取(1日28g程度)で全死亡リスク20%低下、心血管死リスク29%低下(PREDIMED + Nurses' Health Study)
ニキビの現在地 2026
1. ニキビは「思春期の通過儀礼」ではなく、治療すべき慢性疾患。放置すると瘢痕(ニキビ跡)が残る
ビタミンDの現在地 2026
1. ビタミンDは骨の健康に必須だが、サプリ補充が健常者の骨折を防ぐというエビデンスは2022年以降否定された
マルチビタミンの現在地 2026
「健康のためにマルチビタミンを飲むべき」「食事だけでは栄養が足りない」「念のためサプリ」
ミルクアレルギーと乳糖不耐症の違いの現在地 2026
1. 牛乳アレルギー(免疫反応)と乳糖不耐症(酵素不足)は全く異なる病態。混同されることが非常に多い
人工甘味料の現在地 2026
1. WHO 2023:体重管理のための人工甘味料の使用を推奨しない。長期的に体重減少に寄与するエビデンスがない
医療情報リテラシーの現在地 2026
1. 「○○が体にいい/悪い」の報道の80%以上は単一の観察研究に基づいている。因果関係を示すRCTではない
卵とコレステロールの現在地 2026
「卵は1日1個まで」「卵はコレステロールを上げる」「卵黄は捨てるべき」
地中海食の現在地 2026
1. 地中海食は心血管疾患リスクを30%低下させる(PREDIMED試験、n=7,447のRCT)。最もエビデンスが強い食事パターン
塩分と高血圧の現在地 2026
1. 減塩は血圧を下げる。これは数十のRCTで確立。平均して1g/日の減塩で収縮期血圧が約1mmHg低下
PCOSの現在地 2026
1. PCOSは女性の5〜10%が罹患する最も多い内分泌疾患。月経不順・不妊・多毛・ニキビが主症状
大腸内視鏡検査の現在地 2026
1. 大腸がん検診の便潜血検査は非侵襲で有効。陽性なら内視鏡が必要
妊活と不妊治療の現在地 2026
1. 不妊の定義は「1年間の不妊期間」。6組に1組が該当。珍しいことではない
子どもの肥満の現在地 2026
1. 日本の子どもの肥満率は約10%で上昇傾向。COVID後に加速
子どもの食物アレルギーの現在地 2026
1. 食物アレルギーの予防は「早期導入」が世界の標準に転換。「避ける」旧来の方針は逆効果だった
尿酸値と痛風の現在地 2026
1. 高尿酸血症(7.0mg/dL以上)は痛風だけでなく、腎障害・心血管疾患のリスク因子
抗酸化サプリの現在地 2026
1. 抗酸化サプリ(ビタミンC、E、βカロテン、セレン)のがん予防・心血管予防効果はメタ解析で否定されている
日焼け止めの現在地 2026
1. 日焼け止めは皮膚がん予防に有効。これは確立。特にメラノーマ予防にはSPF30以上を推奨